
ポータブル電源って発電機で充電できるの?やり方もよく分からなくて不安で…



実は“やり方”と“相性”を間違えると、充電できなかったり機器が故障することもあるんです!
ポータブル電源は、災害時やアウトドアで大活躍しますが、長時間使うなら“発電機での充電”も視野に入れるべき!
本記事では、発電機でポータブル電源を安全かつ効率的に充電する方法や、おすすめの機種の組み合わせまで詳しく解説します!
✅ ポータブル電源を発電機で充電する際の正しい手順と注意点
✅ 発電機と相性の良いポータブル電源の選び方
✅ 実際におすすめできる発電機&ポータブル電源のモデルとその特徴


ポータブル電源を発電機で充電できるのか?


結論:基本的には可能、ただし条件あり
ポータブル電源の多くはACアダプターやDC入力端子を備えており、正弦波対応の発電機を使えば充電可能です。
しかし、以下の条件が満たされていないと、充電できなかったり故障リスクがあるため、注意が必要です。
発電機の出力品質:正弦波かどうか
発電機の「波形」が重要な理由
ポータブル電源の充電器は「純正弦波」の交流電源を前提に設計されています。
一方、安価な発電機は「修正正弦波」や「矩形波」で、これらの波形では正常に動作しない、あるいは故障する可能性があります。
波形の種類 | 特徴 | ポータブル電源への影響 |
---|---|---|
純正弦波 | 家庭用と同等の波形 | 安定して充電可能 |
修正正弦波 | コスト重視の簡易波形 | 充電器が誤作動・発熱・停止リスク |
矩形波 | 最も不安定で古い方式 | 使用不可・故障リスク大 |



“インバーター発電機”と書かれてる商品は純正弦波のことが多いので、選ぶときの目印にしてください!👉 おすすめ商品はこちら!
電力バランス:発電機の定格出力と充電入力の関係
定格出力が不足すると充電は不安定に
ポータブル電源の充電には、機種によって100W〜500W以上の電力が必要です。発電機の定格出力がこれを下回ると、過負荷で停止したり故障の原因になります。
発電機名 | 定格出力 | 対応ポータブル電源 |
---|---|---|
ホンダ EU9iGB | 900W | Jackery 1000以下 |
ヤマハ EF1800iS | 1,800W | PowerArQ Proなど |
急速充電モデルは特に注意!
近年増えている「高速充電対応ポータブル電源」は、400W~600W以上の入力を要求することもあります。発電機の選定ミスがトラブルの原因になるため、以下のように確認しておきましょう。
- ポータブル電源の「入力W数」
- 発電機の「定格出力W数」(※最大出力ではなく)


ガソリン発電機の安全使用ポイント
屋内での使用は絶対NG
ガソリン発電機は一酸化炭素を排出するため、屋内やテント内での使用は命に関わる危険があります。
- 使用場所は「屋外」+「通気性の良い場所」に限定
- 雨の日は防水ボックスやタープを併用
騒音トラブルにも配慮を
キャンプ場や住宅地では「騒音」が問題になるケースも。60dB未満の“静音型発電機”を選ぶことで、周囲への配慮にもなります。
騒音レベル | 状況の例 | おすすめ |
---|---|---|
50dB以下 | 図書館・静かな夜 | ○ |
60〜70dB | 通常会話・掃除機 | △ |
80dB以上 | 騒音レベル高め | ✕ |



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「ガソリン入れっぱなし」はNG?保管時の注意点
長期保管はガソリン抜きが基本
発電機にガソリンを入れたまま放置すると、劣化して始動できなくなるリスクがあります。
- 1ヶ月以上保管するなら燃料は抜いておく
- スタビライザー(燃料安定剤)を使用するのも有効
発電機の保管前には以下を実施
チェック項目 | 理由 |
---|---|
燃料タンクのガソリンを抜く | 劣化・爆発リスク軽減 |
キャブレター内のガソリンも抜く | 詰まり防止 |
オイル残量を確認 | エンジン保護のため |


🔑 ポイント一覧
- 正弦波出力のインバーター発電機を選ぶことが最重要
- ポータブル電源の入力W数に見合う発電機を用意
- 騒音・排気ガスなどの運用面にも配慮
- ガソリンの長期保管には注意が必要
🔧 対応機器一覧(まとめ)
ポータブル電源 | 必要入力(W) | 発電機の推奨定格出力 | 波形対応要件 |
---|---|---|---|
Jackery 1000![]() ![]() | 約160W | 300W以上 | 純正弦波 |
PowerArQ Pro | 約240W | 500W以上 | インバーター式 |
DABBSSON DBS2300 | 約500W | 1,000W以上 | 純正弦波必須 |


発電機を使用したポータブル電源の充電方法とポイント


ポータブル電源を発電機から充電する場合、単に「接続するだけ」では済まない重要なポイントがいくつか存在します。ここでは、実際の充電手順と発電機・ポータブル電源のモデル別の適合性、さらには効率的かつ安全に充電するためのコツを、深堀りして解説します。
充電の基本ステップと正しい接続手順
発電機からポータブル電源への充電ステップ
以下の手順で充電すれば、安全かつ安定して充電を行うことが可能です。
- 発電機を平坦で換気の良い場所に設置
- 発電機のエンジンオイル・燃料残量を確認
- 発電機を始動(エコモードはOFF推奨)
- 出力が安定するまで30秒ほど待機
- ポータブル電源のACアダプターを接続
- 充電が開始されたことを本体ディスプレイで確認
こんな接続はNG!
- 延長コードを複数つなげて発電機と接続(電圧降下の原因に)
- 修正正弦波発電機を使っている(充電器が故障する可能性)
- 発電機の容量ギリギリで高負荷充電(過電流で自動停止)
発電機との充電相性とおすすめ商品
ここでは、信頼性の高い**人気ポータブル電源メーカー3社について、それぞれの充電方式と、相性の良い発電機を紹介します。
PowerArQ Pro(パワーアーク プロ)
- 【充電方式】AC充電/DC充電/ソーラー対応
- 【最大入力】約240W
- 【推奨発電機】ヤマハ EF1800iS、ホンダ EU18i


DABBSSON DBS2300
- 【充電方式】AC急速/ソーラー/シガーソケット
- 【最大入力】500W超(AC+ソーラー併用時)
- 【推奨発電機】ホンダ EU28i、Dabbsson DG2500i
発電機名 | 定格出力 | 波形 | 騒音 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
EU28i | 2,800W | 純正弦波 | 約60dB | 高出力+安定性◎ |


Jackery ポータブル電源1000
- 【充電方式】AC/シガー/ソーラー
- 【最大入力】約160W
- 【推奨発電機】ホンダ EU9iGB、ヤマハ EF900iS


効率的に充電するための4つのコツ
1. エコモードはOFFで充電開始
エコモード(低負荷で回転数を抑える機能)は便利ですが、充電開始直後はOFFにした方が良いです。理由は以下の通り。
- 立ち上がりの出力が安定せず、充電器が誤動作
- ポータブル電源が認識できず充電が始まらないことも
2. ケーブル・コネクタは太く短く
電圧降下を防ぐため、延長ケーブルは1本、できれば太めのものを使用。3m以上になると電力ロスが大きくなります。
3. 同時に複数機器の充電を避ける
ポータブル電源の充電中に、他の電化製品を同時に使用すると電圧が不安定になります。充電優先で電源を分けるのが理想です。
4. 高温・低温時は避ける
ポータブル電源は5〜30℃前後で最も効率よく充電できます。極端な温度下では充電速度が落ちたり、保護機能で停止することがあります。



発電機での充電効率を最大化したい方は、“気温・ケーブル長・充電中の他の機器”にも注意してみてくださいね!
おすすめのポータブル電源&発電機を今すぐチェック!
- ✅ 安定性+静音+軽量を求めるなら Jackery 1000+ホンダ EU9iGB
- ✅ 高出力で災害にも安心なら PowerArQ Pro+ヤマハ EF1800iS
- ✅ 未来型デザイン・急速充電対応なら DABBSSON DBS2300+DG2500i
まとめ|ポータブル電源を発電機で充電するなら“相性と手順”がすべて
ここまでご紹介してきた通り、ポータブル電源は発電機からの充電が可能ですが、「どんな発電機でもOK」というわけではありません。
特に注意すべきポイントは以下の通りです。
- ✅ 正弦波インバーター式の発電機を選ぶ
- ✅ ポータブル電源の充電入力に見合う定格出力を確保
- ✅ 接続順・使用環境・ケーブルの長さにも配慮
- ✅ ガソリン発電機の保管・安全管理にも注意
- ✅ モデルによっては、同ブランドの組み合わせが最も安心・高効率
とくに防災用途や長時間のアウトドア・車中泊を想定するなら、相性の良い発電機とポータブル電源の組み合わせが大きな安心材料になります。
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